私は元々、ゴボウが特別好きだった訳ではない。
だが、色々と健康やダイエットの情報を集めるうち、「ゴボウってなんて身体に良くて、ダイエット向きの食材なんだろう!」と、10数年前からすっかりゴボウ教(そんな宗教はない)信者になってしまい、「最近太って…」とか、「お肌の調子が…」といった悩みを打ち明けてくる方々に、とにかく「ゴボウはいいよ〜ポリフェノールが〜食物繊維が〜」と、布教活動を行っていた。
近年は、「結局【まごはやさしい】が最強」との考えの私だが、相変わらずゴボウが激推しの食材であることに変わりはない。
毎週のお弁当用作り置き作成でも、ほぼ毎回、ゴボウのおかずを作る。定番はきんぴら、ゴボウサラダ(人参、サラダチキン等とゴマ、マヨ、塩コショウ、かんたん酢などで和える)、筑前煮(ゴボウ教信者の陰謀でゴボウ多め)だ。
そんな、ゴボウをよく調理する私には、ギターを初めてから、あるささやかな悩みが生まれていた。
それは、「ゴボウを切ると手が黒くなる」というものである。
これを読んでいる方の中には、「そんなの、手をよく洗えば解決する問題ではないのか」と思う人もいるかもしれない。だが、違うのだ。
一時でもギターをガチったことがある方には分かっていただけると思うが、ギター初心者の左手の指先は、弦を強く押さえるため硬くなることが多い。うおの目や、ペンだこみたいなものだ。(ギターが本当に上手い人はこれがないらしい。無駄な力をかけないから)
その硬くなった部分に、ゴボウのアク、いやポリフェノールが、染みて黒くなって、全然落ちないのである。
ちょっとくらいだったら落ちるのかもしれない。だが、私が一度に調理するゴボウは平均2本。これを、千切りになんてした日には、もう黒の重ね塗り状態。染み染みである(おでん以外だとこんなにも嬉しくないのかこの言葉)。
しかし、そんな積年の(ささやかな)悩みが最近あっさり解消したので、ここに記しておく。
簡単なことだ。洗ったゴボウをタッパーに入る長さにブツ切りし、タッパーに入れラップをしたら、1本あたり600wで4分加熱する。
あとは粗熱がとれてから好きな大きさに切って調理する。もう火がとおっているので、サラダなら切って和えるだけ。
このやり方だと手が黒くならないと、私がたまに見ているYouTubeチャンネル「ウェルネスキッチン」で紹介されていたのだ。

↑はチンしたゴボウを切った直後の左手。生のゴボウをきんぴら用に切ると、爪まで黒くなってとても見せられない状態になるが、ご覧の通り、黒くならない!栄養も逃げないというから、本当にありがたい。(黒くないとはいえ、お見苦しいババアの手を晒してしまい陳謝)
なので、ウェルネスキッチンさんには本当に本当に感謝している。
まさかギタリストがこんな理由で喜んでいるとは、ウェルネスキッチンさんも夢にも思うまい。
万年初心者、いつになったら脱却出来るのやら😅
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